占いはアート・・・だ?
芸術は、爆発だ。
この名言はきっと誰しもが、どこかで聞いたことがあるかもしれません。
では、
「占いはアートだ」と言われたらどう感じますか?
アートとはなんぞや、という、
これまた哲学的な質問にぶち当たってしまいますが…。
実は、
断易で使う六獣(りくじゅう)というサポート概念があり、
その中の一つに「朱雀(すざく・すじゃく)」という項目があります。
(朱雀もよく聞きますね。)
朱雀の代表的な象意が、
まさに「占い・音楽・絵画・アート」だったりするのですね。
(他にもたくさんあります。お酒やおしゃべり、法律(=文明)などなど・・・)
実際の鑑定でも、
確かに多面的に見る必要がありますし、
結局すべてはつながっていますので、
たとえ恋愛のご相談であってもお仕事も見ますし、
お引越しのご相談であっても金運も見ざるをえません。
絵画のように、
構図を決めて背景を描き、細部を書き込んで最後に眼を描きこんで完成!という
そんなイメージでした。
ところが最近は少し印象がかわって、
まるでその辺の石から像を掘り出すように、
「ああでもない、こうでもない」と
「これではない」を”削っていく”ことで、
結果として答えが出てしまう、
彫刻のようなものなのかもしれないな、と思うようになりました。
アートとは、
占いとは、
実に奥深いものですね。
ちなみに私個人としましては、
美術よりも音楽のほうが成績がよかったクチでございます。
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