1+1=・・・?
さて、ここで問題です。
「1+1=●」
●に入る文字はなんでしょうか?
陰陽の考え方は、
乱暴にまとめてみると、
この世をざっくりと二つの性質の循環と捉えています。
変化しないものはなく、
どんなに悪い状態でもよくなるきっかけは含まれており、
同じものであってもまったく違う性質を同時に持ち合わせていることを示唆しています。
陰か陽か、
ものすごくデジタルで機械的な「0か1か」の側面ももちろんあります。
同時に、そうではない文系チックで哲学的な捉え方もあります。
(陰陽の境目がないんです、なんてお話もありました。)
陰陽のはっきりとした境目がない、ということは、
言葉遊びのように感じられるかもしれませんが、
「陰でも陽でもない」という言葉が生まれてしまうのです。
陰陽の二元論は、なんと二元論ではないと考えることだってできてしまいます。
言葉の上で…。
そして、
「陰でも陽でもない」ものがあるとするならば、
「陰でもあり陽でもある」ものだってあるかもしれません。
もうこの時点で要素が4つですね。(笑)
これにあと、
「陰から陽に変化している(最中の)もの」
「その逆」
を加えて6つ。
陰か陽かの二つの話をしていても、
実はそこには6つの要素があります。
私が思い至っていないだけで、実はもっと多いかもしれません。
原理はものすごくシンプルなのに、
シンプルゆえに複雑なものが生まれるという…
言葉遊びに過ぎないかもしれませんが、
実に面白いなといつも思います。
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