未来は存在するか？

例えば、「過去は存在するか？」と尋ねられたら、

みなさまはどのような答えが浮かびますか？

過去は存在するか？

なんとも哲学的な質問かもしれませんね。

あるといえばある、

というよりは、「あることになっている」という体感で世の中は進んでいることと思います。

確かに記録は残ります。

写真や映像で確認することも容易な時代です。

ところが、過去そのもの、それ自体を出せ、と言われても

それは誰にもできないことなのです。

証拠（となるもの）は用意できても、

過去そのものは用意できない、

実に不思議なものですね。

では同じように、

「未来は存在するか？」と尋ねられたら、

どのように答えましょうか。

これまた難解かもしれませんが、

占い的には

「確実に存在する」という前提を持っています。

存在しないものは見ることができないのです。

ではでは、絶対に逆らえない運命のようなものがあって

どう転んでもそうなるしかない、のでしょうか？

もしかしたら、ある程度はそうなのかもしれません。

でも、100％絶対に、ということもなかなかありません。

未来は100％決まっているか？

答えはYESです。

この100％の意味は、

1枚のイラストで例えると、

塗り忘れがあったり、線がはみ出たり、そういう抜け漏れがなく完成されている、

そういう意味で100％です。

歩いてたら突然床がなくなったら嫌ですものね。

では、選べる絵が一枚しかないか？と言われたら、

私はそうは思いません。

現代の日本は特に豊かです。

とることができる選択肢がとても多いと思います。

100％完成された絵がたくさんある。

その中のどの絵を（無意識的に）選んでしまうか、は自分次第。

そんな風に捉えています。