占う、ということ
易に関する本で最も有名(?)な本は、
「易経」かと思われます。
英訳するとthe Book of change、変化の書…!
なんてわくわくする名前なのでしょう。
占う、占いをする、というのが
”どういうこと”なのかを考えたときに、
一般的には、
水晶をのぞき込んで未来を見たり、
手相やら星座やらで運勢や相性を見たり…
といったイメージでしょうか。
個人的に申し上げれば、
易で占うということは、
「物事の変化を読む」ということだと考えております。
いまこういう状態で
いつ
なにが
どうなる
という、とてもロジカルな印象です。
易の卦に、十二支を当てること。
また、カレンダーも十二支のカレンダーを使っていること。
これらのおかげで、
対象と時期をリンクさせて読むことができます。
「いま」と切り離された遠い未来をレンズでのぞき込むのではなく、
いまの「これ」が、これぐらいの時期に「こういう変化をする(していく)」でしょう、
と読んでいる、
そんな感覚です。
0コメント