じゅんばんこ
易の卦は陰・陽2パターンの記号(専門用語で爻・こう、と呼ばれます)が6つ重なってできるものです。
そうすると、2の6乗で64の卦が出来上がります。
周易、と呼ばれる易は、
この64の卦の一つの羅列、順番のこととも言えます。
1番が乾為天、
2番が坤為地…
63番が水火既済、
64番が火水未済。
何気ない(?)この並び順だけでも、
人類の知恵が詰まっているものだと理解しています。
そう、大事なのは
順番、です。
この卦にさらに十二支を当てて読むのが断易です。
十二支は、卦の名前よりはるかに日常に浸透していると思います。
酉の市、
土用丑の日、
寅年生まれ…などなど
十二支のもっとも素晴らしくて(時に恐ろしい?)ところは
順番が決まっている、ということです。
たとえば今年は2018年、戌年です。
戌年の前年は必ず酉年です。
戌年の翌年は必ず亥年です。
他はありません。
このように、年を表すだけでなく、
他にも年月日、時刻まで十二支で表現されたカレンダーがあるのです。
方角として使うこともありますが、
基本的には時間として十二支を使って断易の卦を読んでいます。
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