占いの使い方
例えば、
何万円もする筆をいただいたとしても、
私の腕前(もはや腕前とすら呼べないレベルですが)では、
その価値を引き出すには数年単位の練習を積み重ねてようやく多少は…
というところかと思います。
たとえソレがどんなに優れていて、
価値のある道具だとしても、
それは使い方次第です。
占いを道具として捉えたときにも、
全く同じことが言えるのではないかと思っています。
そして、
占いの真価が最も発揮されるとき、
それは、
当てるとき、当てた時ではなく、
(良い意味で)外すときではないかな、とも思います。
例えば、
「この時期にここに旅行に行ったら大変にマズい」と出たらどうしましょう。
行かないようにお伝えするしかありません。
極端に言えば、
「あなたは1年以内に命を落とします」と出たらどうしましょう。
(そういう物言いをされる占い師さんもおられるそうですね。)
そうならないように、
一生懸命あの手この手を尽くすほかありません。
そうしたとき、
最初に占った「マズい結果」を回避することになります。
ということは、
無事に回避されたのであれば、
「よくない」という占いの結果は外れることになります。
これが最も占いの価値が試される使い方ではないかな、と思うことがしばしばあります。
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